日本の企業の割合の話になりますが、ブログやSNSを使ってマーケティングをしている企業は多いですが、メルマガを使うところは少ないです。
マーケティング系のメディアを見ていてもメルマガの活用を推奨する記事も不思議とほとんどいません。
理由は、メルマガには販促効果が低いイメージがあるためです。
今に始まったことではなく、昔からメルマガを販促ツールとして利用するという意図のあるところが少ないです。
でも、本当に販促効果が低いのでしょうか。
実際はあくまでも「イメージ」にしか過ぎません。
目に見えた効果を実感していないためです。
きちんとした検証がないまま、新しいものや流行り物の方がなんとなく良さそうというところで国内のウェブマーケティング市場が動いているからでしょう。
海外のマーケティング系の記事を見ていると日本とは違い、メルマガはデジタルマーケティングの王様として扱われているわけです。
現に「MailChimp」のような巨大な配信プラットフォームがいくつも存在します。
Google,AmazonやFacebookなどの巨大企業がメルマガをフル活用しているのはなぜか。
効果があるからです。
Amazonのメルマガは自動化させているのに精読率が高いそうなので、ノウハウを吸収したいところです。
また、マーケティング担当者の59%がもっともROIが高いのは「メルマガ」と回答していたりROIが数千%出たというデータも公開されていたりするわけです。
実績はSNSを遥かに凌駕するんですね。
SNSは個人のプライベートを載せるとそれなりに反応がとれます。しかし、ビジネス色を出した途端に反応が落ちます。そのため、やらないよりやった方がいいですが、利益を出したいなら、広告掲載の場として割り切る方が確かです。
ある意味消費者には嫌われがちな「DM」もいまだに販促効果が高いです。
GoogleもよくDMを送ってきますが、インターネット企業の代表格のような存在が、いまだに原始的な販促手段を使っているのは何度も言いますが効果があるからです。
流行りのサービスを利用したからと言って販促効果があるわけではないということです。需要に対しての適切なサービスを提供してあげることが、販売促進のコツだと思います。
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